【登山歴数十年のベテランのアイデア盛りだくさん】くじゅうで雪山親子登山デビュー[準備編]
2022月12月にくじゅうで雪山親子登山デビューを果たしました。今回は「雪山に子連れで行った時にどんな準備をしたらいいの?」や小さい子用のスパイクは?防寒は?トレッキングポールは?など子連れでの雪山登山の準備編ということで紹介します。
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ペグもナイフもサングラスもセットできる!キャンプ専用Tシャツできました
子連れでの雪山登山の不安要素
雪山って本当に大丈夫?
不安。。。。。
うちもそうでした。
というわけで登山歴数十年のSさんにくじゅうの雪山登山のお誘いをいただき、いろいろアドバイスを聞かせていただきました。
登山歴数十年のベテランSさん
どんなもの準備したらいいですか?
あるから送ってあげるね。
これは頼もしいです!
やさしい!やさしすぎる!これは大変ありがたいですね。
(しかもSさん子供にもメッチャやさしいです)
そういったやりとりを経てそろえた準備品が以下です。
大人編[ザック内]
- ザック(モデル名:cayl mari 32L+ワークマンサコッシュ2L)
- 保冷バッグ(オレゴニアンキャンパークーラーパック8)
- トレッキングポール(fieldrecord+blackdiamondスノーバスケット)
- グローブ(axesquinユビ、デル、グローブ)
- レインパンツ(ワークマン)
- レインジャケット(Marmot)
- マグやコップ(SOTOサーモスタック)
- CBガス缶
- クッカー(PRIMUSライテックトレック)
- ダイソー防水バック3L
- トイレットペーパー(モンベルODロールペーパーキット)
- 携帯トイレ大小兼用(モンベルODトイレキットセット[3個入]×2)
- 携帯トイレ小用(ダイソー携帯トイレ×3)
- 防寒用ウェア(しまむらプレミアムライトダウン)
- 真空二層保温ボトル(revomax2)
- 飲料水(プラティパスで保冷バッグ内に入れて持込)
- チェーンスパイク(モンベルチェーンスパイク)
- モバイルバッテリー(冷却除けでケースに入れて)
飲食物の持ち込みについて
まず寒いので「あったかいものが飲みたい」わけですので
真空二層の保温ボトルにお湯を持ち込みます。これだけでも湯沸かし時間が短縮できる
ライター使用の真空二層ボトルはREVOMAX2
保温だけを考慮すれば他にも選択肢はあると思いますが、
保温・保冷もできて炭酸水もOKなのはREVOMAX2だけ!
お湯の状態で持ち込んでおけばクッカーで沸かしても早く沸騰しますし、
そもそも子供の場合は熱湯は飲めないので保温ボトルで少しぬるくなったぐらいがちょうどいいですね。
ライターはこちらを愛用しています(笑)
水の持ち込みはプラティパス1L
クイックドローの浄水器とのセットを買っておけば
低山での水場での水汲みや、水の持参を忘れたときも対処できるのでおすすめです。
今回は自宅から水を持ち込みました。そして水が凍ってしまうので
保冷バッグに入れて持ち込みます。
保冷バッグはオレゴニアンキャンパークーラーパック8
↓詳しいレビュー記事は過去記事をご参照ください↓
親子登山でのオススメのクッカー
クッカーは家族4人分考慮して1Lのものを「PRIMUS ライテックトレックケトル&パン」
PRIMUS のライテックトレックケトル&パンは容量1Lなので4人分の湯沸かしも対応できて安心です。
そしてアルミなんで熱伝導率も高い。そして底面滑り止めの溝付き。価格も控えめなのもいいですね。
トイレ問題について
登山で気になるのはやっぱりトイレ問題。というわけでライターたちはトイレ関係は全てDAISOのドライバッグ3Lに入れています。
入れているのは。。。。
モンベルODロールペーパーキットとモンベルODトイレキットセット[3個パック]と予備でダイソーの携帯トイレ×3です。
モンベルが[大小]両対応。ダイソーが[小]対応です。
山小屋・避難小屋にトイレ便座があるのですが携帯トイレはモンベルさんのが使いやすかったです。
大人編[ウェア編]
ウェア編は定番の
- ベースレイヤー
- ミドルレイヤー
- アウター
の構成で、あとは耳あて付き帽子、ネックゲイター、暖かい厚手靴下はワークマンメリノパイル、トレッキングシューズはNIKE ACGメリウェザー(防水)を採用。
大人のベースレイヤー
ARC’TERYXモータスARフーディ
(↑リンクがレディースしか残ってなかった↑)
汗の吸収、通気性と自分は汗っかきなので理想のベースレイヤー。自分はウールがチクチクして体質的に合わないのでこちらを愛用してます。
ベースレイヤーのこの他の選択肢としては
モンベルスーパーメリノ中厚手ラウンドネックシャツ
こちらはワークマンメリノウール長袖丸首シャツを違い、チクチクしない。
さすがモンベルさんですね。ピッタリし過ぎててお見苦しくてすいません(汗)
ワークマンメリノウール長袖丸首シャツ
とはチクチクしない方はワークマンメリノウール長袖丸首シャツでも全然いいと思います。なんせお値段¥1900円
これは他メーカーにもなかなかまねできないコスパですね。
大人のミドルレイヤー
TS DRY WARMロングスリーブ
ミドルレイヤーはTS DRY WARMロングスリーブでまさかの現場服。何気にブロックフリース生地で汗抜けもよく重宝してます。
ライターはこちらをカスタムして着用しています。
こんな感じです。ジャンルで言うとコンプレッションシャツといってピッタリ着るシャツなんですが、
あまりピタピタ着るのが好きではない自分は大きめに着てカスタムしています。
詳しくはYoutubeで。
↓こちらの詳しいレビューは過去記事をご参照ください↓
もう1つのミドルレイヤーの選択肢としては
ワークマンブロックフリーストレッキングクルー
ワークマンのブロックフリースならなんと¥980円。驚異のコスパですね。
寒がりの方にはこれでもいいと思います。自分は汗っかきなので通気がもうちょっと欲しかったのでTS DRY WARMロングスリーブがピッタリでした。
ブロックフリースを比較
両者を比較するとメッシュのミゾの太さが違うんですね。
TS DRY WARMロングスリーブは通気性高め
っていうか現場服カスタムしてまで着てるの自分だけかもしれない(笑)
ワークマンブロックフリーストレッキングクルーは保温強め
ワークマンはミゾが細い分、保温性高めといった感じでした。
大人のアウター
アウターは今回は降雪もなく風もそんなに激しくなかったので手持ちのソフトシェルを採用しました。
雪が降ってたり風が強い時は、レインジャケットかゴアテックスのハードシェルがいいですね。
レインジャケットのオススメはMarmotのストームジャケット
Marmot ゼロストームジャケット(旧名:ストームジャケット)
耐水圧20000mm 透湿性20000g/m2・24hでさらに重量200g以下とコンパクト。
折りたたむと手のひらサイズになります。このコンパクト性・軽量性はワークマンには出せないですね。
春夏に販売されていたモデルなのでセールなっているものを選べば¥10000以下でゲットできるのも嬉しいポイントですね。
じゃあレインパンツは?
レインパンツは別に高見えじゃなくてもいいと思います。
ワークマンで十分!
子供編[ザック内&ウェア編]
- ザック(モデル名:マムートファーストジップ16L)
- レインJK上下セット(モンベル)
- ソフトシェル(ノースフェイス)
- ユニクロ裏フリースパンツ
- ユニクロヒートテックコットン(ほんとはミズノのブレスサーモがよかった。。)
- 無印良品起毛シャツ
- 保温性高そうなツバ付き帽子
- ニットキャップ
- ネックウォーマー
- 子供用トレッキングシューズ(ラップランドブーツリールアジャスト)
- 防水グローブ
- イージースパイク
- トレッキングポール(もしあれば。。。必須じゃありません)
子供用ザックについて
ザックは子供の体力にもよるので小さい子にはあまり容量が大きいリュックはきついかもしれません。
なので体力にあったものを選びましょう。近所の低山で少し慣らしてあげた方がいいですね。
うちが使っているのはMAMMUT FIRST ZIPです。
↓詳しいレビュー記事はコチラ↓
子供のベースレイヤー
子供のベースレイヤーはユニクロのヒートテックコットンにしました(正直用意する時間がなかった。。。)
欲を言うとミズノのブレスサーモあたりがいいと思います。
っていうのが子供用のベースレイヤーってなかなかないのが現状なので脱ぎ着で調節してあげる感じでした。
子供のミドルレイヤー
ウェアの着脱性を考えるとシャツがベストだと思います。実際使い勝手よかったのである程度保温も見込める
起毛シャツかフリースシャツなども選びましょう。
↑上はLLビーンの大人用モデルですが、これと同じようなデザインの子供版を着せてあげました。
子供用トレッキングシューズについて
オススメは断然モンベルのラップランドリールアジャスト。
これは子供用トレッキングシューズの名作中の名作です。
ダイヤル式でフィット感を調節出来て着脱もワンタッチなので子供も気に入っています。
子供用スパイクについて
子供用スパイクはモンベルのイージースパイクを採用。対応サイズが21.5cm~30cmです。
ただし小さい子供用のトレッキングシューズは20cmだったりしてサイズが足りない!
そんなときの裏技をベテランSさんに教えてもらいました。
ベテランの言うことは違う!
こんな感じで巻き込むようにして100均の裾バンドでとめちゃうんですね。
詳しい取付方法はYoutubeの方が参考になると思います。
ただし、靴とイージースパイクとのサイズ差があまり開きすぎるとこの技が使えないので注意が必要ですね。
イージースパイクは絶対にずれないわけではない
やっぱり雪道は楽しいのでついついはしゃいじゃいます。
なので歩いてるとスパイクがズレてしまいますので時々なおしてあげないといけないですね。
ただ裾バンドしているとイージースパイクが取れて無くなっちゃうってことがないので安心です。
ダイソー裾バンドのもう1つの活用方法
ダイソー裾バンドはもう1つの活用方法があります。
ゲイター(スパッツ)まで予算が回らない方でミドルカットのトレッキングシューズをお持ちの方は、
裾バンドでとめることによってシューズ内への雪の侵入をとめてゲイター代わりに使うことが出来ます。
これはベテランさんSさんのアドバイス!
ただし、これは天候が良かったのでこれでも良かっただけですので
もしご予算に余裕があればゲイター(スパッツ)がある方がいいと思います。
トレッキングポールについて
大人も子供も共通ですが先端のカバーは外します。積雪が多い時はスノーバスケットを取り付けますが
今回天気がよかったので必要なかったです。
子供さんには正直トレッキングポールは不要ですが、不安な方は1本だけ持たせるといいでしょう。
子供用の防水グローブ
子供用のグローブは雪やっぱり握りたいので防水仕様のものをチョイス。
それでも「寒い!」っていうことがあったので薄手の毛糸のインナーグローブがあるといいです。
それでも「やっぱり寒い!」という方は。。。
桐灰の貼れるカイロ(靴下用)
桐灰の貼れるカイロ(靴下用)をインナーグローブに貼り付けるといいです。
これはライターが-2℃の山行時に実践済。小さいので手袋内にすっぽり入ります。
子供用のアウター
子供用のアウターとしてはやはりレインJK上下が必須です。雪・雨・強風から体を守ってくれるので安心ですね。
↑最近はリユースなどでも入手出来たりするので上手に活用するといいですね。
ライターたちはすでにノースフェイスのソフトシェルもあってたので持っていきました。
今回は雪山でも天気も良く、風もなかったのでソフトシェルでも大丈夫でした。
その他大人・子供も共通の小物
帽子は、耳が寒いので耳が隠れるような帽子。ニットキャップや耳あて付き帽子がオススメです。
ツバ付きだと日差しが強くても対応できるので1つはツバ付きがいいでしょう。
ネックウォーマーは紐でしばれて風をシャットアウト出来るのがいいですね。
サングラスも大人も子供もあった方がいいです。雪の照り返し対策ですね。
別に全部「登山メーカー」製である必要もないと思います。手持ちのものでも十分です。
見栄はるために登山行くわけではないので。
子供のサングラスはサンリオ製です!
Youtube動画はコチラ
動画出ないと分かりにくいような詳しい解説項目なんかはYoutubeにまとめてあります。よろしければYoutubeもご覧ください。
以上、登山歴数十年のベテランさんのアドバイスのもとに、くじゅうで雪山親子登山デビュー[準備編]の内容をまとめてみました。
これから子連れで雪山での親子登山を考えてる方の参考になれば幸いです。コチラのブログ記事、参考になりましたら各種SNSのフォロー、Youtubeのチャンネル登録お願いします。
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