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【パパ・ママに聞いてほしい】ピアノ調律士に聞く子供への接し方

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福岡県糸島市で中古ピアノ販売・買取・修理・調律などを行っている「大城ピアノ」主宰の大城 肇(国家資格:一級ピアノ調律技能士)さんに有名なリトミックなどで子供の脳にいいと言われ注目される音感教育に関してのインタビューのPart2です。今回は、予告していたピアノを続けている東大生のエピソードを中心にどうやって音楽を好きになってもらうかなどの親の子供への接し方などをインタビューしています。

Q6.ピアノを続けている東大生の子供の頃の教育方針とは?

―以前、東大生でピアノを続けている方の話を聞いたことがありますが、その方も練習が苦にならなかったんでしょうか。

大城肇さん(以下大城):その方も努力があまり苦にならない部分もありました。でもそれ以上にご両親が本当に音楽好きな方で、コンサートを学校を休ませてでも連れていったりしたことがあるそうです。

そこのご家庭では「学問よりも感動」を重視した教育をされていたそうです。

まずピアノが好きというのがあるのでお子さんたちは進んで練習していましたし、勉強もすすんで率先して行ない東大に合格、そのお兄様は九大に進学されたそうです。

-ご両親の感動を優先する教育が良かったんでしょうね。

大城:ピアノは教育というよりも脳科学的にいいみたいですね。


Q7.大城ピアノで購入の際にこだわってほしいポイントとは?

-大城ピアノさんでピアノを購入の際にこだわっているポイントなどありましたらお願いします。

大城:小さい子供さんにピアノを購入して頂く際はやっぱりリビングに置いて頂きたいですね。別の部屋においてしまうとその部屋は冬は寒いですし、子供もひいてて寂しくなっちゃうんですね。

いやな練習を寒いところで寂しい状態で引くのはあまりよくないですよね。
勉強も最近は「リビングで」というお話もあるようにピアノもリビングに置いて頂きたいですね。

それとピアノを介すると情操教育とはどんなものかというお父さんお母さんが真剣に向き合うきっかけにして頂ければ自然とお子さんを導いていけるんだと思います。

やっぱり管理ですね。湿気が多いところに置くとすぐに音が出なくなったりとかします。かといって乾燥しすぎてもダメなんですよね。

湿度管理がしやすい場所そういう意味でもリビングが最適だと思います。


 

Q8.子供と音楽イベントとの上手なかかわり方とは?

-子供に音楽イベントに連れてってあげたいと思うパパやママが多いと思います。子供と音楽イベントの関係はどう思われますか?
(ちょっと前にも子供を音楽フェスに連れて行くのはどうなのかという議論がありました)

大城:うちのピアノ工房でも年に1回ぐらいは開催しています。うちにも「3歳の子供がいるけど連れてきてもいいですか」というお問い合わせを頂きます。

ただクラシックのコンサートというのは子供は入場禁止が多いんですね。
というのがマナーが出来てないお母さんが結構多くいらっしゃいます。

「子供がやっぱり騒いでしまう」のでその時に他の方へ配慮が出来ないため主催側は禁止にせざる負えないのが現状ですね。

なのでやはり静かなコンサートは小さなお子さんは難しいと思います。

-親がマナーをしっかり守らないといけないということですね。

大城:そうですね。

-親としては音楽イベントなので聞かせてあげたいという思いがあるんですが小さな子供にとっては長く集中力がもたないという事ですね。

大城:持たないですね。なのでまずクラシックよりも子供が関心がある音楽からスタートする方がいいんじゃないでしょうか。

まずは手軽にCDなどで音楽を聞かせてみての反応で

-まず自宅でCDなどで音楽聞かせて関心持つかどうかからスタートしてもいいということですか。

大城:そうですね。まず身近な人が自分が知ってる曲をピアノで弾いているのを見せてあげる形でもいいと思います。

幸いにも私がお客様宅に調律にお伺いした際に簡単な曲をひいてげると子供さんは喜ばれますね。

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▲「こんな感じに弾いてあげると喜ぶんですよ」とピアノを弾く大城さん。


Q9.鼻歌を音符で歌うとどういった効果が出るのか?

―以前、鼻歌をお母さんが音符で歌うといいと言われたことがありましたが、それも子供に興味を持たせるのにいいんでしょうか

大城:それを続けると子供が音取りが上手になります。それと続けると音感が出来てきて音取りが上手な子になりますよ。

これはあるピアノの先生が実践してた方法です。


Q10.音楽を好きになってもらうにはどうしたらいいか?

-音楽を好きになってもらうにはクラシック音楽のイベントにいかせることだと思っていたのですが意外と身近なところからやっていくことの方が大事なんですね。

大城:どの音楽教育の雑誌にもいきなりピアノをはじめようとは書いてないんですね。

親の方はすぐこの結果を出してほしいという親の大きな勝手な期待を抱きます。

子供にとってはこれはすごく邪魔なものなんですね。

なのでまずは身近なところから音楽を好きになってもらうことが第一だと思います。

大城:音楽が好き。音楽を続けるための努力が苦にならない。というのは1つの才能です。
この才能がない子には親の手による才能作りが必要なんですね。

それにはやっぱりお父さんお母さんの努力が必要になります。
でもこれもお父さんお母さんは子供には「努力してほしい」と思いますが自分たちは努力しないというケースが多いのも現状です。

-その親の努力とは高いお月謝を払って立派なピアノの先生に習いにいかせることではないんですよね。

大城:そうです。

いきなり立派な先生は子供にとってプレッシャー

まだピアノに興味を抱いているか分からない状態で、いきなり立派なピアノの先生をつけるのは大きな間違いですし、逆に子供にとって大きなプレッシャーになりかねないです。

プレッシャーという意味で言えば高級な新品のピアノをお子さんに与えて引かせるよりも中古ピアノの方が気兼ねなく弾けるという部分もありますね。

弾きたくない時はあまり責めない

あと子供さんはやっぱり弾きたくない時は顔に出るので長くつづけていく為には、そういった時にあまり責めないようにした方がいいですね。

-なるほどですね。今回はためになるお話しありがとうございました。

大城:こちらこそ、ありがとうございます。

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▲とっても気さくな主宰:大城肇さん


 

いかがでしたでしょうか 。インタビューはこれで終了ですがこういった音楽に関わる記事をブログで定期的に更新されてるのも大城ピアノさんのいいところですね。

宜しければ「大城のブログ」もお気に入り登録や定期購読されてみてくださいね。そしてメールじゃ説明しづらいことであればお気軽に来店されてもいいと思います。

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