【鐘、太鼓の音を聞こう】太宰府天満宮神幸式大祭(どんかんまつり)
2015年9月21日~9月25日の期間、福岡県太宰府市の太宰府天満宮で神幸式大祭(通称:どんかんまつり)が開催。太鼓をたたく「ドーン」、鐘の音の「カーン」という音か通称「どんかんまつり」の由来だそうです。太宰府のお祭りにお出かけされてはいかがでしょうか?
(画像は公式サイトスクリーンショットより)
太宰府天満宮神幸式大祭(どんかんまつり)
平安時代から始まっているお祭りで、天神さま「 菅原道真公」ご在世の往時を偲び、御神霊をお慰めするとともに、皇室のご安泰と国家の平安、さらには五穀豊穣を感謝する秋祭りで、太宰府天満宮で最も大切なお祭りだそうです。福岡県の無形民俗文化財に指定されていて平安時代からの昔のお祭りのスタイルを継承しているそうです。
【日程】2015年9月21日~9月25日(時間は下記タイムスケジュールに記載)
タイムスケジュール
(※子供と見ても楽しめる神事を太文字にしてみました※)
2015年9月21日
- 15:00 神幸式大祭始祭(御本殿)
2015年9月22日
- 19:00 出御祭(御本殿)・お下りの儀
- 22:00頃 榎社着、浄妙尼社奉幣の儀、行宮献饌祭
2015年9月23日
- 14:00 倭舞奉納
- 15:00 お上りの儀、御発輿、天拝秘法
- 16:00分頃 稚児行列参列
- 17:30分頃 浮殿献饌祭、竹の曲・倭舞奉納
- 18:30分頃 還御の儀
- 19:00分頃 本殿還御祭(御本殿)
2015年9月24日
- 19:00 古式献饌祭(御本殿)
2015年9月25日
- 11:00 例祭(御本殿)
- 20:00 千灯明、水上神楽奉納
▲Youtubeでお祭りの一部始終をアップされていた方がいました。伝統行事なので是非生で見てほしいですね!
子供と楽しめそうな主な神事
舞いや神楽などの音楽・芸術的要素がある神事をピックアップしてみました。
お下り・お上りの儀
御神輿が、鐘と太鼓の音に導かれつつ、約500人の人々が美しい行列を整え、かつて道真公がお住まいであった榎社までの道のりを進みます。
御神輿は榎社に一夜ご滞在になられたあと、再び行列を整え、御本殿にお帰りになられます。
倭舞と竹の曲
倭舞は倭神楽ともいい、4名の女の子で舞う神楽です。
その発祥は古く、平安時代末頃に京より大宰府へ下った惣市家の女性によって伝えられ、今日まで連綿と受け継がれています。
「竹の曲」を奉納する人々を六座と言います。
この六座は、当宮の門前で商売をしていた人たちの業種別、代表六軒の集まりのことです。
当宮にそれぞれの営む商いの繁栄を祈念し奉納した芸能が、「竹の曲」で、現在は福岡県の無形民俗文化財に指定されております。
古式献饌祭
24日の夜に斎行される「古式献饌祭」では、特別に調製された古式神饌をお供えします。
さらに、御本殿前にしつらえられた舞台では、巫女による神楽「浦安の舞」が奉納され、夜の祭典ならではの幻想的な雰囲気が感じられます。
千灯明
25日の夜、心字池に巡らされた千本のローソクに火が灯され、天神さまの御神霊をお慰めする「千灯明」が行われます。水面に映えるローソクの灯りに包まれた水上舞台では、巫女による神楽舞が行われます。
お問い合わせ
太宰府天満宮
TEL :092-922-8225(9:00~17:00)
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